生え変わり時期のむし歯予防のポイントは?(西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院)


【2023年6月30日 12:51 PM更新】


こんにちは!西区の歯医者、松田歯科医院に勤務する歯科衛生士、あなたの歯の健康パートナー、Kです。

 

 

学校の歯科検診が始まって、 むし歯や歯肉炎で紙を持ってくるお子さんが増えています。 ちなみに要注意乳歯というのは、永久歯が見えてきたのに まだ抜けずに残っている乳歯のことです。  

 

 

初めて歯医者に来たお子さんは、まずカメラで写真を撮って、 歯肉炎になっているところにくっついているプラーク、 歯垢を顕微鏡でみてもらったりします。 「 うわー バイ菌だ 」とちゃんと分かってくれますので、だからハミガキしてバイ菌をとらないとね、とお話しします。

 

 

そして、ハミガキができているかどうか、どこが磨けていないかわかるように、 プラークを染め出すお薬をつけて確認してみることも。 プラークが残っているとピンク色に染まり、 さらに、何日も磨けていない厚いプラークは紫色に染まります。 はじめて見るお子さんは 「うわー きたない 」とびっくりしますね。 おうちの方が仕上げ磨きはしている場合は どこが磨けていないか一緒に確認していただきます。

 

 

最後に私がきれいにクリーニングしていくと、 ピカピカ真っ白な歯にもどってくれます。 「うわー きれい 」 仕上げにはフッ素も塗って歯を強くします。 食生活やおやつ習慣もお聞きして、 むし歯ができないように 定期的な予防ができるといいなと思います。

 

 

特に乳歯が永久歯に生え変わる時期のむし歯予防は、気をつけて欲しいことがたくさんあります。

まず、何故この生え変わりの時期が重要なのでしょうか?実は、この期間はお口の中の環境が大きく変化し、それに伴ってむし歯菌が活発になる傾向があります。さらに、乳歯から永久歯への生え変わりは、子供たちにとって初めての経験であり、歯のケア方法も新たに学び直さなければならない時期でもあります。

 

 

この時期、特に気をつけてほしいのは「要注意乳歯」です。これは、永久歯が見え始めているにも関わらず、まだ抜けずに残っている乳歯のことを指します。こうした歯はむし歯になりやすく、また、その乳歯が抜けないために永久歯の正常な生え方を妨げることがあります。

では、具体的に何をすべきなのでしょうか?

 

 

  1. 歯磨きの見直し: まず、歯磨きの方法やタイミングを見直すことが重要です。一日に最低でも2回、朝と寝る前に磨くことをおすすめします。特に就寝前の歯磨きは、夜間の唾液の分泌量が減少するため、一日の中で最も重要と言えます。また、歯磨きの方法についても、親御さんがしっかりと見て、手伝い、教えることが大切です。

  2. 食生活の見直し: 甘いものを頻繁に食べたり、間食を多くとることはむし歯を引き起こす大きな原因です。特に、子供たちは小さな口に対して大きなスプーンで食事を摂るため、一度に食べる量が多くなりがちです。この習慣は口腔内の環境を酸性にしやすく、むし歯の発生につながります。主食や副食、間食のバランスを考え、適量を食べることを心掛けてください。

  3. 定期的な検診: 定期的な歯科検診を受けることで、早期に問題を見つけ出し、適切なケアや治療を受けることができます。

  4. フッ素塗布: フッ素は歯を強くし、むし歯を予防する効果があります。定期的にフッ素塗布を行うことで、歯の表面を硬くし、むし歯のリスクを低減させることが可能です。

子供の口腔衛生は、親御さんと歯科医院が協力して守るべき大切なものです。ぜひ、今回の記事を参考に、日々のケアを見直してみてください。そして何か疑問や不安があれば、いつでもご相談ください。健康な口元と笑顔を保つためのお役に立てれば嬉しいです!

 

 

歯科衛生士 K 

(西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 勤務)

 

 

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西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 の情報

住所:新潟県新潟市西区小針7-5-13

電話:025-234-1112

公式サイト:https://www.matsudadent-whitening.jp/







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