歯ブラシを当てたときにツーンとしたら(西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院)


【2024年11月1日 9:17 AM更新】


『新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院に勤務している歯科衛生士のKです。

時々、メンテナンスの患者さんからドキッとするお話を聞くことがあります。

歯ブラシを当てたときにツーンとするところがあったというお話だったりすると、えっ虫歯ができたの?とショックです。

そんな時は歯に穴が開いていないか、歯の色が変わっていないかを確認します。

特に見た目で変化がないようなら、風をかけてみたり、機械を使って神経の反応を確認します。


それでも異常がなければ、むし歯以外の原因を探るのです。

例えば、いつも歯をきれいにされている患者さんなのに、今回はいつもより少し汚れが多く付いていて、歯ぐきに炎症があり、歯の表面が少し白っぽく、ザラザラになっていたり、という変化があったりします。

ハミガキはいつもと変わらないことを患者さんに確認したら、
「何か飲み物や食べ物で最近よく摂るようになったものがありますか?」
と伺ってみます。

すると、
「最近あめをよくなめるの。
黒糖あめで、ちょっとスーッとするん
だけど、エアコンで喉が乾くような感じがあったり、あとはなんとなく、目に入るとついついなめちゃう。

ハミガキはよくしてるんだけど、ハミガキした後にすぐなめちゃうこともある。」
と、、、

それですねー、それは困った。

虫歯のリスクを高めるのは、砂糖や炭水化物、甘いものの摂取の量より、摂取の回数、頻度が高いことです。

飴1粒くらい、とか、ジュース1口くらいなら何てことないだろうと思っても、
実はそれがお口の中のphを酸性に傾けてしまって歯が溶けやすくなるのです。

唾液が中性に戻してくれる力を持っていますが、戻ってはまた酸性に、戻ってはまた酸性に、とくり返していると、ずーっと酸性に近い状態になってしまう。

お口の中がベタベタしていても、分からなくなってしまう。

さらには、血糖値もその都度上がっては下がってをくり返すので、糖尿病や肥満のリスクも。

なので、食事中や食後すぐならいいですが、
食間、間食、ちょこちょこと摂るという習慣は、虫歯や糖尿病、肥満を考えると改めた方がよいと私は思います。

どうしてもなめたいなら、ノンシュガーキャンディやキシリトールを選ぶことをおすすめします。

ハミガキはミント味にして食べたくなくなるといいなー。

歯科衛生士 K 

(新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 勤務)

 

preserve.png

 

新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 の情報

住所:新潟県新潟市西区小針7-5-13

電話:025-234-1112

公式サイト:https://www.matsudadent-whitening.jp/







前へ:
次へ:


西区 歯医者 歯科医】の関連記事




ブログ記事メニュー


アーカイブ



TEL:025-234-1112