TCHのコントロール


認知行動療法によるTCH矯正治療

新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院の院長 松田拓己です。

【略歴】

平成2年 新潟大学歯学部卒業

平成2年~5年 新潟大学歯学部付属病院口腔外科勤務

平成5年~6年 長野赤十字病院口腔外科勤務

平成9年 新潟市西区小針にて松田歯科医院開業

 

 

「口をあけると、かくかくと音がする」
「口が大きく開かない」
「無意識に歯を食いしばっている」
「人工歯がすぐに壊れてしまう」

 

むし歯でもないのに、お口の中やあごにトラブルがある方はいませんか。こうした方に多いのが、無意識のうちに、歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりする、TCH(歯列接触癖)です。

 

この癖があると、歯やあごに負担がかかり、人工歯の破損や顎関節症などの様々な症状を引き起こします。

 

当院では、無意識に歯と歯を離す癖をつける、認知行動療法によるTCHを矯正する治療を行っています。

 

歯列接触癖を治すことで歯にかかる負担を減らすことが期待できます。

食いしばりや歯ぎしりが気になる方は、一度、ご相談ください。

 

【診療費のご案内】

TCH改善指導につきましては健康保険の適用外となります。
そのため自費診療となりますので、30分につき5,500円の費用がかかります。

 

 

 

お口のトラブルは、歯の接触癖(TCH)が原因かもしれません

 

TCHとは、トゥース・コンタクティング・ハビット(Tooth Contacting Habit/歯列接触癖)の略で、上下の歯が常に接触し続けている癖のことをいいます。通常、リラックスしているときは、上下の歯が触れ合わずに少し開いています。

 

ところが、TCHがあると、無意識で歯が触れ合うため、ほほの筋肉が常に緊張して、あごの関節に負担がかかります。

 

歯が異常にすり減る、人工歯がすぐに外れるなどのトラブルや、知覚過敏や顎関節症、さらには頭痛、肩こり、耳鳴りなどを引き起こすといわれています。

 

TCHは、ストレスを受けやすい方に現れやすく、歯にトラブルが起きて初めて分かるケースも少なくありません。なお、この癖がある方は、舌の回りや頬の内側に、噛んだような凹凸の跡が残っているので、自己診断の目安になります。

 

 

<TCHが引き起こす歯の症状>

歯周病の悪化/歯の摩耗/歯の破折/舌や頬の粘膜を噛む/人工歯が取れる/人工歯が壊れる/噛み合わせの違和感/口内炎/ドライマウス/根管治療をしても歯が痛む/舌痛症/知覚過敏/歯が沈み込む/口が開きにくい など

 

 

 

TCHを改善する自律訓練法

 

歯が割れる原因の一つが、歯の食いしばりや歯ぎしり癖(TCH)です。

このことは、抜歯をした人の約11%が、歯軋り、食いしばりなどによる、歯根破折(歯の根が割れること)を起こしていた、というデータからもうかがえます。

 

当院では、自律訓練法によるTCHを是正する治療に取り組んでいます。

 

メンテナンス時などに指導を行ってTCHの改善を目指します。

 

まずは自覚することから始めましょう

 

TCHを矯正する治療は、まず、噛み癖があることを自覚してもらってから、自律訓練法で改善していきます。

 

訓練では、全身の力を抜いて顔の筋肉を緩め、上下の歯が開いてきたら全身をリラックスさせます。

 

歯が接触していると気づいた時に繰り返し、改善したと自覚できるまで続けます。

 

患者さんとコミュニケーションを取りながら治療を進めていきますので、ご質問などがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

【診療費のご案内】

TCH改善指導につきましては健康保険の適用外となります。

そのため自費診療となりますので、30分につき5,500円の費用がかかります。

 

歯科医師 松田拓己

(新潟市西区の歯医者、歯科医|松田歯科医院 院長)

 

 



TEL:025-234-1112